好きなひとにすきだって言えたことがない
好きじゃない人に好きじゃないって言えたことも無い
嫌なことにいやだって言えたことがない
楽しい時に楽しいって言えない
素直じゃない自分が嫌い
言えなくなってはじめて
言えばよかったと思う
言えないけど。
寝る前に寂しくなるのは
次目を覚ますかどうか不安だから
このまま逢えなくなったら嫌だと思う人がいるから
不安になった時に寄り添ってくれそうだから
独りにしないでくれそうだから
でも、
わたしはいっつも寄っかかってばっかで
誰の支えにもなれていない
頼りっぱなし人間
誰かの支えになりたいけど
誰かの温もりになりたいけど
大きく両手を広げて待つことが出来ない
そんな包容力、わたしは持ってない
だから今日もわたしは
ほっとミルクココアに頼ってる
砂糖少なめ、ミルク多め、ちょいあつめ
火傷するかしないかくらいの温度で。
少しの警戒と、それを超えた先のぬくもりを求めて
あまさの中にある少し甘くない部分にあまえながら
わたしを内側からあたためてほしい