手足が冷えやすいわたしは
温まりにくくなったそれぞれに秋を感じる
顔を洗う時に水を嫌うようになったら秋
手を洗う時に温度を気にするようになったら秋
朝の1杯が冷たいと不安になったら秋
冷めたご飯を温めてから食べたくなったら秋
外出る時に夜の気温を気にしだしたら秋
空を見上げた時に不安になりる曇り空が増えたら秋
外の風景の彩度が低くなってきたら秋
鼻で吸う空気がひやっと感じたら秋
焼き芋とかたい焼きとかたこ焼きとか
「焼き」が目に入るようになってきたら
なんとなく夏が終わっていってることを自覚する
スーパーの入り口にずっとあるたこ焼き屋さん
夏はソースの匂いがしても見向きもしない癖に
最近は匂いがしなくてもなんとなく気になる
熱いもの、温かいものを受け入れだしてるわたしは
自然と秋を楽しもうとしているような気がする
最近は午前中でも日の入り前なの?って思うくらいの空の色に早くも冬の気配を感じたりもするけど、それはまだ早すぎるかとも思う
毎日いろいろあるようで、実際は何も大きく変わることなんてないわけだけど、世界では大きく変わることもちらほらあったりして、やっぱりわたしの個人的ニュースなんて世の中にとっては、ちっぽけなことで、そんなわたし自身こそがちっちゃい存在であることを自覚します
今まではちっぽけである自分の存在を認められなかったり必要ないと嘆くばかりでしたけど、最近そんな自分の気持ちさえもどうでもいいと思うくらいにはのんびりと生きられています。いつまで続くか分からないけど。
いつ何があってもおかしくない世の中ですけど、
常に何も起こらなくてもおかしくない世の中でもあると思えたら、なんとなく気楽になったりしたり、しなかったり。
思考は良くも悪くもわたしを振り回し続けてくれます
そんな1日