明日には忘れるひとりごと

ただの偏見と自論

2023/10/03

1度吐き出してしまえば

なんとなく楽になれたような気がして

なんとなくコツを掴んだように

躊躇とか戸惑いとか、そういうものが、消える

 


誰にも言わなかったことも

一人に言ってしまえば

今まで何のために隠してたのかを忘れてしまうくらい

簡単に言葉にしてしまう

 


1度があると とまらなくなる

 


こんなもんかってわかると

たった1回の経験なのに

全てを理解したかのように

容易く行動できてしまったりする

 


不思議なことだと思う

 


何も無かった頃の不安とか恐怖とかそういうのが

たった1回でなくなるなんて

 


誰にも言えなかったはずの本音が

当たり前のように話せるようになるとか

ずっと黙ってた事実をひとりに話せば

誰にでも話せてしまうようになるとか

 


正義とか悪とかそんなんじゃなく

自分の欲とかそういうことのための材料になってく

そんな感じがする

 


初めて着る服も一度袖を通せば何度だって着たくなるし

高い鞄も財布も、使い始めてしまえば高いものでも安いものでも自分のモノとなるわけで

そのものの、言葉の価値は結局は持ち主によって決まることだと思う

 


同じものでも言葉でも

 


人が変われば見え方が変わるから

 


誰かが言ってた、なんて言葉も

他者からすればあなたが言ってた言葉になる

 


誰かから聞いた話も

誰かがした話も

誰かのものも

その時持ってた人のものに見えてしまう

 


なんの話がしたかったんだろう