明日には忘れるひとりごと

ただの偏見と自論

2023/10/11

優しい人になりたかった、

都合のいい存在になんてなりたくなかった

死ぬほど嫌だとかいう感情があれば

もう少し違う今があったのかもしれない

 


死ぬか生きるかの二択になるほど

追い込まれた生き方もしていない

 


ずっと流されるまま生きてきた

 


わたしが求めてなくても

求められたら応えていた

わたしが必要としてなくても

相手が欲しがっているなら許したりもした

 


何もかもどうでもよかった

 


それですべてが穏やかになるなら

なんでもよかったのに

 


最近は穏やかにもならないし

わたし自身の心まてまざわつきだした

 


何が嫌だとか

何が受け入れられないとか

具体的な判断ができるわけではないけれど

なんとなく、嫌だとか無理だとかそういう

断りたくなる感情が息を始めた

 


わたしにとって不要なものをわざわざわたし自身を犠牲にしてまで取り扱うべきではないと

 


よく空を見るようになった

よく緑を眺めるようになった

風に揺れる草木に羨ましいという感情をもつようになった

何が羨ましいのかはわたしにも分からない

 


ただなんとなく、揺られていたい

そう思う

 


人の温もりより窓辺で浴びる陽の光のあたたかさが恋しくなる

あたたかさを感じながら冷たい風を頬に感じることも