明日には忘れるひとりごと

ただの偏見と自論

はなし聞くよ ①

 

相談のるからね、なんでも言って

 



 

死にたくなるほど悩んだ夜も

先が見えない毎日を過ごしても

わたしの中に誰かに相談するという選択肢はない

 


相談するには

わたしがどういう人間かを知ってもらいたいし

わたしがどうしたいかを知っていてもらいたい

 


けれど

悩んでいる時にそんなことを説明する余裕はない

 

 

 

悩みの内容だけを伝えればいいと言われた

中学の頃保健室の先生に

 


でもそんなことしたって、何に悩んでいるかなんて理解されないに違いないと思った。

現にあなたがそうではないかと。

今相談したことに対してあなたが返した答えは悩みの伝え方ともっと周りを頼れのふたつだった。

 


そんな言葉求めてなかった

 


―――

 


大抵の悩みはほとんどそんなに大きな事じゃないとか、実際は本人の中で答えは出ていてあとはひと押しが欲しいだけとか、そもそも答えなんて必要なくてただ聞いて欲しいだけだったりするだとか、いろんなことを言われますが、そうですか?

 


―――

 


わたしの口癖は「わからない」だと前に行ってた職場の上司に言われたことがある

 


誰かのことはもちろん、自分に対しての質問もすべて分からないと答えすぎだと怒られた

 


そう言われた日からわたしは「分からない」について毎度考えるように指示された

 


分からない と発したらその都度何が分からないのかを細分化しろと言われた、地獄だった

 


今までわたしは「わからない」ということでコミュニケーションのすべてを流してきたから

 


同僚やら上司やらその他の関わるひとたちからくる質問に全てといっていいほど「わからない」と答えていた

 


そうすることでなんとかやってこれたから

 


その日からわたしはなるべく分からないって言わないようにした、わからないの細分化なんてしたくなかったし、自分の本音に届きそうで怖かったから

 


そしたら、嫌でも自分のこと言わなければいけない場面が増えてしまって、必要以上に話すようになってしまった

同僚はそれが嬉しいと言っていた

なんか、身近な人になった気がする〜って、言われた

 

 

 

―――

 


そんなこんなで友だちみたいになってしまった仕事仲間とプライベートの話をすることも増えた

 


仕事仲間のひとりにやたらと

なんかあったら相談してね

って言ってくる人がいた

あとから思うとそれは彼女の口癖のように思えるほど軽い言葉だったかもしれない

 

 

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思った以上に長くなってしまったので、2回にわけて投稿します、すみません