明日には忘れるひとりごと

ただの偏見と自論

やっぱり頑張れない

今日こそは いろんな理由をつけにつけて、

朝に起きて、絶対外に出る!運転する!と

昨日の夜から意気込んでいたのに

 

 

 


今は昼、いつもと変わらない家の中

天気予報は曇りなのに、太陽が見える暑い晴れ

 


もう、運転しなくてもいいや、に変わってしまってる

 


なんでこんなにも嫌なのか、は、自分でもよく分かってない

分かってないけど、

こんなに気分を上げてまで出たら、

「今日に限って…」ってことが、起こってしまうのではないか、という不安に煽られる。

 


だからもう開き直って

とりあえずこの 落ち込みそうな気分を上げようと

久しぶりにネイルなんかしてみた、セルフだけど。

 


わたしはコンプレックスが多いので、ネイルすら行きたくなくて。

もちろん、かわいいのとかみると羨ましくもなるけど、誰かに指を差し出すことを考えると諦めがつく。

 


で、まあそんなにカラーバリエーションがあるわけでもないけど、ツメがつやっとするだけで、ちょっと心は踊る。わたしのちいさな乙女心が顔を出す。

 


そのままの勢いで、家で出来ることしよ!

とか思っちゃって、掃除とかはじめてみる。

 


モップも水拭きも掃除機も。 いつもより細かく。

 


嫌いな水回りもやってやるか。そう思い立ったので

勢い任せにやってやった。

キレイになった、しばらく達成感その②に浸ってた。

気分も上々

そんな時不意に鏡を見たら、あまりにも顔に華やかさがなかったので、色つきリップとか塗っちゃう(乙女心②)

 


華やかなアイメイクももちろん素敵だけど、

リップに色をのせた時の一気に華やぐそれには

適うものは無いと、わたしは思う。

 

 

 

ついでにお風呂の掃除で服が濡れてしまったので着替えようとしたその時、わたしのすべてが終わる。

 


さっきやったネイルがはげている。右手の指三本。

 

 

 

まあ、そりゃそうだよね。

考えたらわかる事なのに、浮かれてゴシゴシ掃除なんかするから。こうなる。

仕方ない、わたしだもんね、これが。

受け入れるしかない、悪いのはわたしだし。

こんなの慣れてる展開じゃん、ね

 


気を取り直して、白のカットソーをハンガーからとる。

その時、カットソーの袖が口元に触れた気がした。

 


やばい。

 


そう思った時にはだいたい手遅れで。

恐る恐る見てみると、ああ、やっぱり、そうよなー。

想像通り、白色に赤のリップがついてた。

擦ったって、とれるわけないし、眺めるだけ。

 


さっきまでの浮ついた心がちゃんと重力を感じ落ち着いた。

 


家に居るだけなのに華やかさ、なんて

いらないよなあ、そうだよな。

 


急いでネイルもリップもわたしの一部から取り除いた

 


いつも通りの無職感漂う雰囲気のわたしに良く似合う

部屋着ではないけどいかにも部屋着な服に着替えた。

 

 

 

幸せが似合わない、そんな人居ない

そう思いたいけど

わたし、ほんとに不幸が似合ってしまう。

 


ひとりでほほ笑むような日常を

許してもらえるような日は、こないんでしょうか

 

 

 

こうして今日も結局、いつもと変わらない1日が

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