期待しないとか希望がないとか
いつ死んでもいいだとか
冷めた言葉を吐いて
何とかして自分の存在を受け入れられようと
認めてもらおうと必死なわたしが居る
心の底では誰よりも孤独が嫌いで
誰よりもヒトに飢えているのに
寂しくないふりをして生きてきた
誰かと過ごす時間よりも独りの時間を大切に
いつだってわたしはワタシと生きている
そんなことばかり言っていた
でもほんとは、全然ちがくて。
常に誰かのことを考えていて
その場にいる誰よりもわたしのことは放ったらかし
目の前に居る誰かに全力だった
相手にとっての楽しいことが
わたしにとっては2倍楽しいことのように
相手が悲しんででいたら
わたしが誰よりも寄り添えるように
そう思っていた
わたしはわたしに出来る
誰でもいい誰かの役割を誰にも頼まれていないのに
引き受けているつもりで生きていた、ずっと。